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窓際族投資家が子どもに伝えたい「増やす力」

投資

「増やす力」とは

  • 貯めたお金や稼いだ余剰資金を投資に回し、「お金に働いてもらう」仕組みをつくる
  • 株式やインデックスファンドなど、少額からの長期・分散・積立投資を基本とする

「貯める力」と「稼ぐ力」で生み出したお金を、銀行に眠らせているのはもったいないですね。インフレ時代は、お金の価値が知らぬ間に目減りしていきます。「増やす力(投資)」に回すべき理由はシンプルに2つだけです。

1. 「貯金だけ」では、お金の価値が目減りする(インフレ対策)

日本でもモノの値段やサービス代金が上がる「インフレ(物価上昇)」が続いています。
もし物価が毎年2%上がると…
今100万円で買える車が、10年後には約122万円出さないと買えなくなります。
銀行に100万円をそのまま預けていても、利息はほぼゼロなので、10年後には実質的に「約82万円分」の価値に目減りしてしまいます。
せっかく汗水垂らして「稼いで貯めた」お金をインフレから守るためには、物価上昇以上のペースで資産を増やす(投資する)必要があります。

2. 「お金に働いてもらう」仕組みを作る(複利の力)

自分の体を使って働く(労働)だけでは、1日24時間の限界があります。平成には「24時間働けますか〜」なんてCMソングもありましたね。この歌を思い出せる方は同世代かもしれません。
話を戻しましょう。

しかし、投資(増やす力)を始めると、「お金というもう一人のパートナー」が24時間休まずに働いてくれるようになります。
例えば、毎月5万円を貯金する人と、利回り5%で投資(新NISAなど)する人を比較すると、20年後には驚くほどの差がつきます。
20年間の「ただの貯金」: 元本1,200万円 ➡️ 1,200万円
20年間の「投資(5%)」: 元本1,200万円 ➡️ 約2,055万円+855万円の利益)
この増えた「855万円」は、あなたが働いたのではなく、お金が勝手に働いて連れてきてくれたお金です。

お金を「増やす力」の教え方

子供(小・中学生)の「増やす力(投資・資産運用)」を育てるコツは、「リスクとリターン」の仕組みや「お金が働いてお金を連れてくる」感覚を、身近な例で擬似体験させることです

1. 「お小遣い前借り・貸し出し(金利)ゲーム」

親と子供の間で「お金を貸し借りすると、利息が発生する」という体験をします。
具体策:子供がどうしても今すぐ欲しいもの(ゲームなど)がある時、貯めたお小遣いでは足りない分を親が「融資」します。ただし、「来月返す時は、利息として100円プラスして返してね」というルールにします。逆に、子供が親にお金を貸す(預ける)時は、親が利息を乗せて返します。
育つ力:お金を「借りる側(損をする)」と「貸す側=投資家(得をする)」のポジションの違いを痛烈に実感できます。「増やす力」とは、お金を貸す(投資する)側になることだとシンプルに理解できます。

2. お気に入りの会社(推し企業)の株価をウォッチする

子供が普段からお世話になっている大好きな会社を「投資家」の目線で見つめ直す取り組みです。
具体策:任天堂、マクドナルド、オリエンタルランド(ディズニー)など、子供に馴染みのある企業を1つ選びます。新商品が出たときや、ニュースになったときに「株価」がどう動くかを定期的にネットで一緒にチェックします。新聞を読むという習慣も身につきそうですね。私は子どもの頃はテレビ欄にしか興味がありませんでした。。
育つ力:「自分が買ったサービスや商品の売上が、会社の価値(株価)になり、それが投資家に還元される」という、社会と経済のつながり(投資の本質)が深く理解できるようになります。

3. 「新NISA(ジュニアNISA口座など)」の運用状況を公開する

親が子供の将来(教育資金など)のために実際に運用している資産を、教育コンテンツとしてオープンに見せる方法です。投資には上昇する時期もあれば、下落する時期もあるが、時間と複利の効果の重要性をこの方法でお子さんと一緒に理解してもらえるといいと思います。
具体策:新NISA口座(あるいは過去のジュニアNISA口座)で運用している投資信託(オルカンやS&P500など)の管理画面を、定期的(半年に1回など)に子供に見せます。「あなたが1歳の時から毎月コツコツ積み立てたら、お金がこれだけ増えたよ」と実際の数字を見せながら説明します。実際の額は見せず、上昇率、増加率で見ていくと良さそうですね。
育つ力:数年〜十数年という単位の「長期・積立投資」が持つ圧倒的なパワーと複利の凄さを、自分の未来の資金という究極の当事者意識を持って実感できます。投資していなければ、こうだったんだよ、という視点でも会話ができるとさらに実感が湧くと思います。

まとめ

「増やす力」を教えるときは、決して「楽して儲かる裏ワザ」ではなく、「応援したい会社にお金を預けて、社会を豊かにしながら自分も豊かになる行動」だと伝えることが大切です。楽して儲けることができたら苦労しない、楽して儲けられる話には耳を傾けてはいけない、ということも合わせて教育していきたいですね。

「稼ぐ」「貯める」ができてきたら「増やす力」を養い、お金に働いてもらいながら、自分の代わりに将来の生活を豊かにしてもらいましょう!
まずは一番シンプルに始められる「家庭内銀行(利息サービス)」あたりから、「今月使わなかったお小遣い、お母さんに預けたら来月増えるよ」と声をかけてみるのはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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