窓際族投資家が投資を10年以上続けて学んだこと

投資

「相場の感覚を保つ」ため毎日チャートを確認する習慣を身につける

デイトレを始めるまでに約8ヶ月ほどミニ株の積立投資をしていた時期がありました。高配当株30-40銘柄ほどに対して定期的に数株ずつ積み上げていくという作業をしていました。その期間に毎日チャートを見ていたおかげでデイトレができるかも、という考えに至ったわけですが、デイトレでもスイングトレードでも長期運用でも、所有している銘柄や、気になっている銘柄のチャートやRSI、MACDなどの指標はチェックすることを日課にすることをオススメします。

チャートや指標をたまにしか見ないと、いつも見ていた時に比べると、どうしても相場観というものが鈍ります。相場から離れれば離れるほど相場観を取り戻すまでに時間がかかるのでこまめにチェックしておきましょう。

自分の投資状況をペラペラ喋らないほうがいい

日本は、お金に関する話をオープンにしたり、されるのを好まない風潮がありますよね。
私は、同じように投資をしている投資友達や同僚、昔からの友人とは株式投資の話を時々します。
が、個別銘柄の話までは出しませんし、投資している金額についても大体の数字で話をするようにしています。

ゴルフは、同伴者に使用したクラブの番手を直接聞いて答えてもらう行為は、「アドバイス」の違反となり、聞いた人と答えた人の両方に2罰打が科されます。個別銘柄の話をするのはこれに似ている部分があると思っています。

Aさんが良いと話している個別銘柄を聞き出して、Bさんが購入したところ高値掴みになってしまい、Bさんが気分を悪くし、交友関係も悪化する、という可能性があるからです。これはお互いにとって良くありません。そもそも株式投資は自己責任なのでBさんのような感情を抱いてはいけないのですが、こういう状況は往々にしてあると考えています。

いつまでも上昇し続けることはない

2026年中旬まで、285Aキオクシアが驚異的な価格上昇を記録しまし、6月22日を境に下落トレンドに入りました。過去に読んだ投資の本に、急激に価格上昇した銘柄は、どこかのタイミングで同じように(急激に)下落していくと書かれていました。数日レベルでは意識していたのですが、キオクシアのような銘柄でもこういうチャートを形成する日が来るとは思いませんでした。

上昇を続けている時は「よっしゃー!まだまだいけるぞー!」という強気な気持ちでいられるのですが、下落し始めた時に、何の知識もなく「反発してまた上がって来るでしょう」というポジションを取るのと、この言葉を知りながらポジションを取るのでは大きく差があります。

私はこの半導体銘柄フィーバーの時は、この言葉を完全に忘れていました。上がっている時、調子のいい時は基本的なことを忘れがちですね。「初心忘るべからず」とはよく言ったものです。何事にも当てはまると思いますが、投資の世界でも初心に立ち返り、基本に忠実にコツコツ繰り返していくことが重要だと改めて感じています。

流行り銘柄と自分が詳しい企業の銘柄をバランスよく持つ

2026年8月時点で注目されているのは、やはり「AI・半導体」関連の銘柄ではないでしょうか。日本経済新聞では関連企業の好決算の記事もよく目にします。これらの銘柄は投資家の期待値も高かったため、ここ数年右肩上がりで上昇し続けてきていました。6月以降は巨額の投資を回収できるのかと言う不安などの懸念や、利益確定売りなども重なって下落が続いてきていました。

一方で、業績が良くても、これまで資金が流入してきていない分野・銘柄がありました。このような銘柄は業績が良くても流行の銘柄に資金が流入してしまうため資金が流れてきません。投資対象として優先度が低くなってしまいます。

しかし、2026年6月以降AI・半導体銘柄が下落したときに、これらの銘柄に資金が流入してきました。為替も1ドル=163円に向かっていた時期でもあり、為替の恩恵を受ける銘柄にも資金が流入してきていました。

私は2026年4月ごろからAI・半導体銘柄への比重を高くしました。その結果、ひどい時で含み損がマイナス40%程度まで膨れ上がった銘柄もありました。ここで勉強になった事は調子が良いからといって流行りの分や銘柄に比重をかけすぎないことが大切だと言うことです。株価は良い時もあれば悪い時もあります。

業績が伴っている企業の銘柄であれば、指標の数字を見て、売られすぎのタイミングで購入し、半年から1年スパンで所有しながら上昇してくるのを待つと言う作戦も今後検討していく必要があると感じました。
流行銘柄は短期で取引、注目されてないけれど業績が良い銘柄は長期目線で株式を保有しながら運用していくのが心理的には良さそうです。

また、よく言われるのが、「自分が詳しい商品、好きな商品の企業へ投資せよ」という言葉です。投資の神様ウォーレン・バフェットさんも言われていることですね。2026年のAI・半導体銘柄の下落をきっかけに改めてこの目線で銘柄をチェックしました。私はスポーツ、時計、カメラ、買い物が趣味ですが、スポーツ関連や時計関連の銘柄で株価が好調な銘柄をいくつも発見しました。このような銘柄を見て「なるほどなぁ」と、改めてこの言葉の重要性を感じました。

今後は、流行銘柄だけではなく、自分がよく知っていて業績の良い銘柄にも定期的に投資をしていこうと思います。

投資は農作物と同じ。種を蒔いて実るまで気長に待つ

投資を始めて10年以上が経過しました。投資信託やデイトレなどいくつか経験してきましたが、わかってきたことは投資は農作物のようなものだということです。そして未来への種まきです。今まいた小さな資金(種)や経験という種が、時間と複利の力を借りて大きく育ち、やがて大きな果実(利益)となって返ってきます。焦らず、日々の手入れを続けることが大切であると改めて感じます。

時間を味方にする:植物がすぐに育たないように、資産も長い時間をかけて大きく成長します。
続けること:途中でやめず、コツコツと水やりに似た積立を続けることが成功のコツです。
焦らない:結果をすぐに求めず、長い目で成長を見守る心を持ちましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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