私は、稼いだお金は貯金しなさい。無駄遣いしてはいけません。節約しなさい。と、小さな頃から親や学校の先生から教わってきました。我々昭和生まれ世代の方々は同じような経験があるのではないでしょうか。
それはもちろん間違っていませんし、その教えを守ったおかげで会社員になってからある程度のお金を貯めることができました。
社会人になって、大なり小なり投資体験を積み重ね、小さな成功と大きな失敗を重ねながら、投資に力を入れるようになった私は、投資や金融リテラシーに関する本を定期的に読むようにしています。
読んだ本は別記事で紹介しますが、今回はその中の一つ「漫画 お金の大冒険 黄金のライオンと5つの力」から、我々が身につけるべきお金にまつわる5つの力を紹介したいと思います。
資産が増えてくると、自然と必要となってくる5つの力が、こちらの本では紹介されています。
この本を読んだおかげで私の頭の中もきれいに整理することができました。自分の子どもたちにも読んでもらったところ、とても面白い!と言ってもらえました。読んだ後数日間、子どもたちは五つの力を暗唱していたくらい気に入ってくれたみたいです。
我々の学生時代には、金融教育というものがありませんでした。今でもお金にまつわる話を周りと包み隠さず話すことには抵抗がありますし、抵抗感を持たれることも多いです。学校での金融教育は、学習指導要領の改訂により2022年4月から高等学校の家庭科などで「資産形成」を含む内容が必修化(実質的な義務化)されました。また、小学校は2020年度、中学校は2021年度から段階的に金融教育に関する内容が導入されているようですが、子どもたちには社会人になる前にこの5つのリテラシーを身につけておきたいものですね。
※リベラルアーツ大学(両学長)が提唱する「お金にまつわる5つの力」とは、人生を豊かにして経済的自由を達成するために必要な基本スキルです。貯める力、稼ぐ力、増やす力、使う力、守る力の5つがあり、この順番でバランスよく鍛えることが推奨されています。
1.稼ぐ力(収入を増やす)
- 会社に依存せず、転職で給与所得を上げたり、副業で事業所得の柱を増やしたりする
- 自分のスキルやビジネスを育てて、入ってくるキャッシュを大きくする
お金を増やすことばかりを考えがちですが、まずは稼ぐ力がないと、投資にお金を回すことができません。この「稼ぐ力」を身につける、もしくは伸ばしていくことが重要です。

2.貯める力(支出を減らす)
- 生活の満足度を下げずに、毎月の固定費(保険、通信費、車、家など)を小さくする
- 小さな節約の我慢よりも、大きな固定費の見直しから始めるのが効果的
「稼ぐ力」が身についていても、稼いだお金を計画なく使ってしまったらお金を貯めることは難しくなります。「貯める力」を身につけ、自分をコントロールしながらお金を貯めていきましょう。

3.増やす力(資産を運用する)
- 貯めたお金や稼いだ余剰資金を投資に回し、「お金に働いてもらう」仕組みをつくる
- 株式やインデックスファンドなど、少額からの長期・分散・積立投資を基本とする
「稼ぐ」「貯める」ができてきたら「増やす力」を養い、お金に働いてもらいながら、自分の代わりに将来の生活を豊かにしてもらいましょう!投資は自己責任で!

4.使う力(満足度を高める)
- 単なる浪費や見栄のためではなく、自分の人生が本当に豊かになるものにお金を使う
- 時間を買う、健康を維持する、経験や自己投資にしっかりお金を使う
お金が増えたものの、口座残高の数字を眺めて満足しているだけではもったいないです。天国にお金を持っていくことはできないので、生きている間に、何にどのように使うのか、という計画を立てながら使用していくことが豊かな人生を送る上では不可欠です。

5.守る力(資産を減らさない)
- 貯めた資産を詐欺やぼったくり、不要な保険、悪徳な金融商品から守り抜く
- 税金や資産管理の知識をつけ、築いた財産を失わないようにする
「貯める・稼ぐ・増やす・使う」力が身についていても、自分のポリシーが確立されていないと資産を失ったり、人間寛解を悪化させてしまう可能性があります。お金のトラブルについて、日頃からお子さんと会話したり、意識づけのために言い聞かせて、「守る力」の高い人間に育てましょう。

6.番外編:子育て世代向けの「守る力」
「貯める・稼ぐ・増やす・使う」力が身についていても、自分の更なる欲求や、甘い誘惑に対して、自分自身をコントロールできないと資産はあっという間になくなります。また、後世に効率よく資産を残すためには、税制度も理解しておく必要があります。私もまだまだ勉強中ですが、「守る力」を身につけられれば、人生というゲームに勝てるかもしれませんね。

まとめ
お金の5つの力は、経済的自由を達成し、人生の豊かさを最大化するための体系的なフレームワークです。
これらを一気にすべて身につけるのは簡単ではありません。
だからこそ焦る必要はなく、まずは「貯める」「稼ぐ」という資産形成の土台からスタートし、段階的に「増やす」「使う」「守る」へとステップアップしていくことが大切です。
日々の生活の中で少しずつ学び、1つずつ実践を積み重ねていくことで、一生お金に困らない本物の力が着実に身についていきます。まずはできることから一歩ずつ、楽しみながら学んでいきましょう。
お子さんがいらっしゃる方は、お子さんと一緒に日常生活でこの5つの力を意識し、小さな頃から金融リテラシーを自然に高められていけると将来につながっていきそうですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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